夏の暑い日に自転車を屋外に停めておくと、サドルや子どもを乗せるイスが非常に熱くなってしまいます。
特に子ども乗せ自転車を使用する場合、子どもが熱いイスに座るのは避けたいものです。
この記事では、サドルと子どもを乗せるイスを暑さから守るための対策と、具体的な商品を紹介します。
自転車のサドルと子ども乗せイスの暑さ対策は必須。
夏の直射日光にさらされると、自転車のサドルや子供を乗せるイスは短時間で非常に高温になります。
これは自転車を日常的に使用する方にとっては重大な問題ですよね。
快晴の日は、自転車を停めて30分後には58度以上(測定不可)になることも…!
参考:デイリーポータルZ「自転車のサドルの熱でコーヒーを沸かす」
ここまで高いと、自転車のサドルや子供乗せイスによって火傷をしてしまう人も多そうですね。
大人ですら、いざ出発という時にサドルが暑すぎると、とても不快ですよね。
肌を露出している方は尚更火傷の危険があります。
さらに長時間の直射日光は、サドルの色落ちや変色など素材を劣化させる原因になります。
日本は年々暑さが増している?
引用:気象庁「日本の年平均気温」
日本の平均気温は年々上昇し続けています。
ちなみに筆者がこの記事を書いている今日の東京最高気温は36℃です。
もはや体温と変わらないです笑
何度まで上がっていくのでしょうか?恐ろしいですね。
暑さから守る、サドルカバーとチャイルドシートカバーの選び方
暑さ対策のために選ぶべきカバーは、以下のポイントを重視して検討する必要があります。
- 遮熱性能
直射日光を反射する素材を使用していること。 - 防水性能
突然の雨にも対応できる防水機能があること。 - フィット感
自転車のサドルやイスにしっかりとフィットし、ずれにくいこと。
これらのポイントを踏まえて選ぶことによって、暑い夏にも。急な雨にも。対応できるカバーをゲットすることができます。
おすすめのサドルカバーとチャイルドシートカバー
これらのポイントを踏まえて、サドルと子ども乗せイスを暑さから守るためのおすすめ商品を紹介します。
サドルカバー
【ヒロオカ】メッシュサドルカバー
オススメのサドルカバー1つ目は【ヒロオカ】メッシュサドルカバーです。
こちらのサドルカバーはメッシュ素材で作られており、長時間座ることによるお尻の蒸れや汗を解消します。
大きな網目によって通気性が良く、焼けるようなサドルの熱さを軽減します。夏の暑さ対策にはぴったりのサドルカバーです。
また、通気性が良いだけではなく、8mmの極厚メッシュは長時間でもクッション性に優れ、快適な乗り心地です。
水洗い・日干しOKなので、汗をかいたり汚したりしても洗うことができます。
夏は通気性が良くて涼しく、冬はサドルの冷たさ軽減するので、オールシーズンで長く使用することができますよ。
長く使えるのはありがたい!
【aile】のびーるチャリキャップ BIG スヌーピーフレンズ
オススメのサドルカバー2つ目は【aile】のびーるチャリキャップ BIG スヌーピーフレンズです。
こちらのサドルカバーの特徴は、撥水加工が施されているので雨や汚れに強いこと。そしてなんといっても、デザインが可愛らしいところです。
色や柄が豊富で、黒、黄色、カーキ、茶色と様々です。
柄もスヌーピーやディズニー、リラックマなど。
大人でもつけられるようなシンプルで可愛らしいデザインが揃っています。
中でも筆者のおすすめは、白いサドルカバーです。
白は熱を跳ね消す効果があり、黒いものよりも熱くなりにくい色と言われています。
この商品で言うと、スヌーピーの顔が入った白いカバーとaileのロゴ入りの白いカバーがオススメです。
シンプルな柄は大人可愛く見えるので良いですね〜
チャイルドシートカバー(子ども乗せイスカバー)
【socca】チャイルドシートレインカバー 後ろ用
オススメのチャイルドシートカバー1つ目は【socca】チャイルドシートレインカバー 後ろ用です。
こちらのチャイルドシートは、雨の日は上カバーと下カバーで包んで雨や寒さからお子様を守ることができ、
晴れの日は上カバーを畳んで屋根のように変形させ、下カバーは外して風が入るようにできるという、2wayで使えることが特徴的です。
カラーは4色あり、チャコールグレー、インディゴブルー、ジンジャーベージュ、アイリッシュグレーとどれもシンプルでおしゃれな色揃いです。
ベースがブラックでスタイリッシュなデザインなので、女性も男性も抵抗なく乗れますね!
乗り降りも簡単で、見た目もおしゃれなのでかなり人気があります。
【socca】チャイルドシートレインカバー 前用
オススメのチャイルドシートカバー2つ目は【socca】チャイルドシートレインカバー 前用です。
こちらは先ほどの商品の前用バージョンです。
前用なのでコンパクトですが、先ほど同様、上の窓を止めると日よけのツバを作ることができ、下カバーを外して風通しをよくすることもできます。
カラーは5色展開となっており、上の4色に加えてサーモンピンクがあります。
もちろん生地には撥水加工を施しているそうです。
自作で暑さ対策のカバーを作るという方法も…
市販の商品が見つからない場合、自作のカバーを作ることも一つの方法です。
今回は、簡単に作れる自作カバーの作り方を紹介します。
材料
- 反射素材(アルミシートなど)
- 防水シート(ポリエチレンシートなど)
- ゴムバンド
- 裁縫道具
手順
- 反射素材と防水シートをサドルやイスの形に合わせてカットします。
- 反射素材と防水シートを重ねて縫い合わせます。
- ゴムバンドをカバーの端に取り付け、サドルやイスにフィットするようにします。
少し手間はかかりますが、この自作カバーを使用することで、直射日光と雨からサドルやイスを保護できます。
暑さ対策の補助アイテム
自転車によく乗る方にとっては、走っている時の直射日光もかなり辛いですよね。
年々暑さが増しているので、私たちも暑さ対策は必須です。
以下のアイテムを使うとより快適に自転車に乗ることができますよ。
筆者も自転車に乗るのが大好きな自転車ラーです笑
マヨラーみたいに言うんじゃないよ!
アイスヘッド
おすすめしたいのが、テレビでも紹介され、今バズりまくっているアイスヘッドです。
こちらは帽子の中に入れて使います。サイズはS・M・Lとあるので、大人から子供まで幅広い年代で使用できます。
充電不要で繰り返し使うことができ、22℃以下の冷水で固まるので出先で溶けてしまっても再度固めて使うことができます!
保冷剤は一度溶けてしまったら、出先で固めるのはほぼ不可能ですが、これなら遠出した時でも簡単に固めることができて繰り返し使えるのがいいですよね!
さらに水より軽いので、「なんか頭重いな…」なども思うことなく、頭への負担も比較的少ないのがありがたいです。
農業をしているおばあちゃんに贈ろうかな…
私はキャンプ好きのお父さんにプレゼントしようっと!
終わりに。
夏の暑さからサドルやチャイルドシートを守るためには、適切なカバーを選んで使用することが重要になってきます。
遮熱性能と防水性能を兼ね備えたカバーを選ぶことで、快適に自転車を利用できます。
また、自作カバーや補助アイテムを併用することで、さらなる対策も可能です!
自身と子どもの安全と快適さを第一に考え、適切な暑さ対策を行いましょう。